やすこです。
まずはじめに台風19号で被害に遭われた方へ心からお見舞い申し上げます。
私は高尾駅周辺の浅川地区在住ですが、この台風で大きな被害がありました。
写真は当日の様子です。
川の泥水が溢れ、道が川になりました。
橋は壊れ、甲州街道(国道20号)に倒木が何本も流れていました。
JR高尾駅では線路が川になりました。
濁流の勢いはとても強く激しく、
刻一刻、どんどんと水量が増していき、恐怖そのものでした。
そして、翌日の様子です。
水は引きましたが、泥と大量の倒木、そして倒壊。
すべて目の前のリアルな出来事です。
何軒ものご近所のお家に水が入り、床上・床下浸水となってしまいました。
どこからどうしてよいのかわからず、みんな途方にくれ、そして何度も泣きました。
八王子市社会福祉協議会がすぐにボランティアセンターを立ち上げ、多くの方にご協力をいただきました。
そしてSNSを通じてこの事態を知ったスタジオのスタッフや友人知人が駆けつけてくれ、一緒に復旧作業を手伝ってくれました。泥まみれでしたので写真はありませんが本当に助かりました。
作業の間は気が張っていますが、日が暮れプツンと緊張がほどけると、またとめどなく涙が出てきました。いつまで続くんだろう。それでも、毎日毎日泥を掘り、運びました。
泥がある程度なくなった状態になりましたが、乾くと粉塵となり健康被害という二次災害につながるため、みんなで水を流しデッキブラシでゴシゴシ洗いました。
茶色だった道がアスファルトの黒色に変わった時は歓声が上がりました。
外観はようやくひと段落つきました。
記念写真を撮る余裕もできました。(赤色のカッパを着ているのが私です)
本来であれば、ご協力いただいた皆様お一人お一人にお礼をお伝えしなければなりませんが
この場をお借りすること、ご容赦ください。
本当にありがとうございました。
今回の水害を経験し、いろんなことを学びました。
自然災害の威力、恐ろしさ。
苦悩、悲しみ。
そして、人の温かさ、思いやり。
日常のありがたさ、命のありがたさ。
私は今でも川に近づくと足がすくみます。今、トラウマをはっきりと体験しています。
心の傷をみんなが背負ってしまいました。
それでも、今できることをやり、今ここを感じることが一番なのではないかと思っています。
浅川地区を始め、都内、地方、広範囲で前に進もうと努力している方がいらっしゃいます。
タカオヨガスタジオでは、チャリティークラスを開催し、募金箱を用意しました。
高尾にお住まいで被害に遭われた方へ直接お渡しいたします。
地球がますます温暖化され、台風も巨大化しています。
そのためには何ができるのでしょう。
どうぞ、一人ひとりが何が出来るのかを真剣に考えてください。
そして、どんな小さなことでもいいですので、出来ることをしましょう。
被害に遭われた方々に、穏やかな日常が一日でも早く戻りますように