コロナで体験したこと

こんにちは。やすこです。

あっという間に今年も半分終わろうとしていますね。日常生活が戻ってきている方、まだまだ緊張が続いている方、みなさんそれぞれだと思います。現在も、この有事に対してご尽力いただいている方々へ感謝いたします。そして、お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈りいたします。

 

コロナにより、多くの高齢の方や持病をお持ちの方がお亡くなりになりました。爆発的に死者数が増えなかったのは日本人の和の気質なのでしょう。

 

実は、今年の3月、83歳の母が発熱しました。コロナの存在が明らかになりつつも、まだ処置対応方法が確立していない頃です。病院へ行きましたが、コロナ特有の症状はないという医師の判断の下、自宅で療養をしていました。翌々日、いよいよ熱が高くなったため病院へ再度行ったところ、肺炎をおこしており入院となりました。これがコロナだったら、あと数日の命…。正直なところ、死の覚悟をしました。もう話すことも温かく触れ合うことも出来なくなってしまうということが悲しく、もっともっと今までの時間を大切に過ごせば良かった、と思うばかりでした。

幸い、普通の肺炎だったため、後日無事に退院できました。

 

この出来事を通じ、今まで以上に、なるべく丁寧に今を生きるように心がけるようになりました。自分自身に対しても、周りに対してもそうです。

今までも、ヨガを通じて、今を感じ、今を丁寧に生きる練習をしてきたつもりでしたが、やはり真剣ではなかったのだと思い知らされました。頭だけの理解だったのです。

いざ本当に自分の身の上の事柄となり、実体験することで真実が理解できるのだと痛感しました。

 

体験に勝るものはありません。体験を通して感じたこと、味わったことが、自分をつくっていきます。やさしく丁寧に過ごすことで、いい体験を積み重ね、シャバーサナの時のように、穏やかで安心して「ああいい人生だった〜」と心の底から思えるように過ごしていきたいものです。

 

写真は、ヨガの教えが書かれている本達です。

ヨガの教えは、実体験を通して自分に落とし込んでいくものなのですね。

 

この世の中全てが、穏やかで、平和で、幸せで、健康でありますように。

 

 om shanti