ヤスコです。
ご縁をいただき、世田谷区の閑静な住宅街にある、国本女子中学校で、ヨガの授業をさせて頂きました。
こちらの学園は、少人数制で、きめ細かなご指導をされています。
初めての経験でドキドキ。。。
何を伝えよう。。。
校訓で大切にされているのは、
"一人ひとりの中にひそむ宝石の如き尊い本性を発揮させること、発揚させ、輝かせる"
私たちは すでに 誰もが 自分の中に宝石を持っている
身体を感じ、呼吸を感じ、自分を感じ、体感してもらえたら。。。
そんな気持ちで授業をさせていただきました。
まずは少しお話をさせていただきました。
「身体って、とっても正直なんだよ。
だって、学校へ行くのが嫌な時は、足が重いでしょ。楽しい時は、足が軽いでしょ。
それくらい、身体って正直なんだよ。
だから、身体の声をよく聞く練習をしましょう。」
ゆっくりと動くことで、気づかなかった自分の身体を感じることができます。
足の裏の感触、肩や背中の感覚、見えない内臓の感覚などを、やさしく丁寧に感じました。
また、ちょっとキツいポーズをして、そこに生じてくる感覚を感じました。
「きっつーい!」と苦しんでいても、その「嫌」な感覚をそのまま感じていただきました。
「きれいにポーズをとるのが目的じゃないんだよ。できる、できないという事じゃなくて、その過程(プロセス)を経験することが大切なんだよ。嫌なら嫌でいいんだよ。それが悪いことじゃないんだよ。そう感じていると、しっかり感じてあげてね」
こうして、自分自身をしっかり感じていくと、自分を理解していくことができます。
そうすると、あ、そうなんだ〜。と自己理解が深まります。
自己理解が深まると、他者との違いも、そうだよね〜、と感じることができようになります。
私たちはみんな違います。
それでも、私たちはどうしても、自分と同じであって欲しい、と思ってしまうものです。
自分の痛みでさえ、本当は痛いのに「痛いと思ってはいけない」という気持ちがあると、
その気持ちと同じであって欲しいが故、本当の感覚に気付けずにいたりもします。
「そうだよね。違うよね。」
そう感じることができた時、自ずと穏やかな感覚が沸き起こってきます。
最後に、慈悲の瞑想をさせていただきました。
「いつも頑張っている自分自身に感謝します
そんな自分が幸せでありますように
いつも支えてくれている家族・先生方・大切な人に感謝をします
その人達が幸せでありますように
この世の中の生きとし生けるものすべて 巡り巡って私たちを支えてくれていることに感謝をします
この世の中の生きとし生けるものすべてが幸せでありますように」
思春期はいろいろな経験をする時ですね
すべての経験が、糧となります
だから、今を精一杯感じてね
みんな宝石を持っている
だから
大丈夫だよ
国本学園の皆様、この度は、貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
皆さん、真剣に取り組んでくださり、ありがとうございました。
またいつかお会いしましょう♪
国本学園