ようやく秋らしく、天高くなりましたね。
秋の空のように、カラダも天高く伸びていく、心地よい季節です。
今月の高尾山ヨガは、久しぶりにコータ先生が担当してくださいました。
青空の下、とても楽しくヨガをさせていただきました。
11月20日(日)には、コータ 先生がスタジオでスペシャルクラスをしてくださることになりましたので、お楽しみに!(詳細は決まり次第お知らせいたしますね)
さて、最近、「ととのう」という言葉をよく見聞きします。
ととのうとは、「めざす状態に全体をよくまとめ上げる。乱れすぎずきちんとそろう。調和がとれる。不足なく備えができる。ぐあいよくまとまる。」とあります。(岩波国語辞典)
漢字では、「整う」「調う」の二つです。
前者は、「乱れすぎずきちんとそろう」でしょうか。
後者は、「調和がとれる」ですね。
私たちが行なっているヨガは、カラダを動かし、呼吸をすることで、心がととのうとされています。
では、なぜ、私たちはこんなにも「ととのう」を求めるのでしょう?
ととのうの対義語として考えてみると、
「整う」⇄「乱れる」
「調う」⇄「不調」
「乱れる」とは、整っている物や系統、または順序立っているものがばらばらになる。
「不調」とは、「うまくととのわないこと。事が成り立たないこと。調子が悪いこと」とあります。(岩波国語辞典)
こういった状態は好ましくありませんよね。
ヨガは、ばらばらになっている「カラダ・呼吸・ココロ」を一つにし、自ずから調和がとれる状態へと導いてくれます。
自分がととのっていないなと感じる時は、何か原因があります。その原因は様々ですが、大きく分けると、自分自身の内因と、自分以外の外因でしょう。
ととのっていない時は、自他で「調和」がとれていないのですね。
自分自身との調和。周りとの調和。
どう調和をとるのかは、相談(対話)をします。
どうしたいの? どうありたいの?
カラダ・呼吸にきいていきます。
考えるよりも感じていきます。
私たちは、もともと「ととのう」方向へ向かいたがっています。
なぜなら、ととのえられた自己こそが、真のよりどころだからです。(他者はよりどころではありません)
みなさまの毎日がととのっていられますように♡
om shanti
by YASUKO